2017年度 公益社団法人守山青年会議所 理事長所信
1970年、守山が市として制定されたあくる年、三久保清初代理事長のもと守山青年会議所は設立された。
設立当初79名であった会員は、その「志」と運動を次代へおくり、歴史伝統を築き上げると共に会員数を増し、最盛期には100名をこえる団体となった。
連綿とつながるその思いのもと社会開発活動へ情熱を捧げ守山のまちとひとを明るく、豊かにする運動へとつなげてきた。
しかし、今、47年を迎える守山青年会議所は大きな岐路に立っている。
会員数は組織の運営さえも危ういほどに減少し、会員個々の思いは変わらずとも守山青年会議所の組織としての運営力・影響力は下降の一途を辿っている。
私たちは今一度、設立当初の「志」に立ち返るべきではないだろうか。
今、私たちのまち守山に対して何が必要か、そのためには何をするべきを考え、行動したとき、私たち守山青年会議所は、受け継がれてきた伝統と誇を胸に抱き共に新たな力を築くことができると確信する。
綱領にも謳われている
「志同じうする者 相集い 力を合わせ 青年としての英知と勇気と情熱をもって 明るい豊かな社会を築き上げよう」
2017年、この守山で「志」を同じくする者を集め、次代を築く新たな一歩にしようではないか。
<次代を築く組織運営>
現在、私たちの組織は、会員減少によって危機的な状況におかれている。これまで培われてきた組織運営は確立されたものであるが、その維持は個々の大きな負担となっている。
「私たちの本分は社会開発でありJC運動の推進である」そのことを見失ってはならない。
そこで本年、その枠組みに応じた組織形態へと変革し、今までの伝統を見失う事ことなく新たな組織形態を築く一歩とし、次代への提言としたい。
それは定款、諸規程についても例外ではない。
近年、多くの点で変更はなされてきたが、今一度、必要に応じた形へと変革する必要性があると考える。
<次代を築く会員拡大>
「会員拡大とはJC運動そのものである」現在、守山青年会議所の取り組むべき最たる課題は会員拡大である。
私たちの運動は人数の如何により変わるものではないが、より多くの市民に対しその思いと活動への理解につなげるためには、私たちと志を同じくする仲間を作ることは必要不可欠である。
私たちの活動すべては会員拡大の礎にしたい。それは組織全体としてのみならず、会員一人ひとりにおいてもである。
会員拡大の必然性を常に意識することで対内、対外ともにその重要性を再認識し、拡大活動につなげたいと考える。
例会については会員拡大における情報交換の場とし、会員同士の情報共有を行うとともに、拡大対象者にとって私たちの運動に対する理解を深める場としたい。
また本年は4LOM合同例会を守山青年会議所が主管することとなっている。
湖南4LOM会員同士の貴重な交流の場であるとともに、私たちの運動を発信する非常に有効な場であると考える。
この例会については、会員個々がJAYCEEとしての資質向上を図る機会にするとともに、広域においても市民にとってJCの魅力や志を積極的に理解して頂ける機会となるよう調査研究を重ね、多くの実りある4LOM合同例会としようではないか。
また、会員拡大と同じく重要であるのが新入会員の育成である。
新たな会員となった者が次代を担ってゆく存在となる。
私たちはその先達となり伝統と志を引き継いでいく責務がある。
FT事業においては守山青年会議所の根幹を学び、年間を通してのJC活動では今まで培われてきた伝統をしっかりと引き継ぐ運営を行うことにより、深い理解と一層の「志」が築き上げられるようにLOM全体でサポートするべきである。
新たな会員こそが新たな次代を担う要であり 引き継がれてきた歴史・伝統を掲げる偶像である
いま行動するはより良い未来を築くため
私は、全メンバーが2017年度を会員拡大に捧げることにより、次代の守山青年会議所が多くのJC運動を展開できると確信する。
基本理念
・長期活動指針「C-Link Creation」の実現に向けた
・アクションプラン「Road to 2020」の取り組み
・会員拡大による次代を築く運動展開
運営方針
・次代を築く会員拡大
・現状に即した効率的な組織運営
・現状に即した定款・諸規定の変革
・効率的かつ建設的な諸会議の運営
・各種メディアを活用した積極的な拡大広報戦略
・会員拡大を主目的とした定例会の開催
・新入会員育成を目的とした事業の開催
・褒賞申請によるJC運動の情報の受発信
・出向者支援